エイベックス、CCCD廃止?

少し前から噂にはなっていた、avexCCCDをやめる、という話だが、どうやら真実味を帯びてきたようだ。プレスリリースによれば、

エイベックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林 敏雄)は、本年9月22日に発売するCDより、コピーコントロール機能を施すか否かについて商品ごとに弾力的に決定していくことといたします。

だそうだ。ここで言う『弾力的』ってのはすなわち「無理してまではやらないよ」ってな意味だと思う。CCCDって、通常のCD-DAプレスするよりコストかかってるわ、CD-DAより売れ行き悪いわで、レコード会社にとっても「百害あって一利無し」なハズだから、おそらくよほどの事がない限りCCCDではわざわざ出す事は無くなるんじゃないかな。


にしても、以下の一文が言い訳じみてて、なかなか涙を誘います。

著作権侵害行為に対する啓発活動が一定の成果を収められたことや、HDDミュージックプレーヤーなど新しい音楽の楽しみ方の広がりに対応していくためです。

後者の方は、実際購入者からクレームとかあったんじゃないかね?
iPod買ったけど、曲が転送できない」とか。
でも、前者の方『著作権侵害行為に対する啓発活動が一定の成果を収められたこと』ってのは、こりゃまたずいぶん無理な言い訳だよね。正直に『消費者からそっぽ向かれて売り上げが落ちちゃったんで』って言えばいいのに(株主の手前、無理だろうけど、消費者は皆そう思ってるハズ)。


CCCD強行推進派だったavexが一抜けをする事で、かなり良い方向に向かってくれることをおおいに期待しちゃいます。