「消費税率21%」だってさ

10年後の日本国財務予想なるモノを、財務省の諮問機関が公表したらしい。ソースはこちら。10年後には、歳出を3割削減するか消費税率を21%にするかのどちらかを行わないと、財政破綻するそうだ。


実際にそうなるのかどうかは分からない。けれども、今後社会保障費が減る事はまず無いだろうし、逆に税負担者のメイン(労働力となる若者)は減っていくのは確実だから、あながち無い話ではないような気がする。


リンク先の記事によれば「脅し」効果を狙ったモノらしいけれど、へたすりゃ逆効果になる可能性もある。現に記事中には、

「財政危機をあおるような財務省のやり方はおかしい」(国土交通省

なぞとおっしゃってる方もいらっしゃいますし。この「国土交通省」ってのポイントですね。今までで一番金使ってて、今後一番削減され易いトコロ。もう必死ですな。


で、実際問題としては、消費税率21%ってのはあまりにも非現実的(だよな?いくらなんでも、こんな税率出されたら、お上に文句言わない国民性とはいえども、黙っちゃいないよね?)だから、国民と行政の両方が「痛み分け」をするのが現実路線かねぇ。おそらく近い将来、消費税率を上げなくてはならない時が確実に来る。その際には、7%とも10%とも言われているけど、まー許容できる上限は10%くらいかね。ただし、日用品と嗜好品で税率を柔軟にする事前提ね。で、歳出削減を現状の2割減やってもらう、と。おそらくこういう条件が付けば、国民の多数は同意するんじゃないかなー。


あー、あとこーいったバカな部署はさっさと潰すのも条件にしたいねw

ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし

ゼルダ」シリーズは、最も好きなRPG(メーカーはアクションアドベンチャーと言ってる)の一つ。特にスーパーファミコン版は『超名作』で、死んだら棺桶に入れてもらうゲームに入ってる。そのスーファミ版のテイストを持った新作が『ふしぎのぼうし』。製作は、任天堂じゃなくてカプコン。でも、いわゆる「宮本チェック」はしっかり入ってるので、クオリティは折り紙付き。実際、最初のダンジョンのところまでプレイしてみたが、まさに「ゼルダ」そのもの。


任天堂の据え置きハードで出てる、「ゼルダ」の新作は、皆3D化しちゃってて、3D酔いする自分には「プレイしたくともできないゲーム」と成り果てている。しかし今作は、スーファミ版同様2Dに戻っているので、非常に嬉しい。やはり「ゼルダ」はこうでないと。また、ゲームボーイアドバンス用なので、ちょっと空いた時間でちょこっとプレイできる、これもまた自分の時間があまり取れない自分としては、とてもポイント。しばらくは、ハイラルの箱庭でゼルダ姫を救う冒険に勤しむとしますかね。

筋肉痛

週末となると、平日よりも体力を使う。リアル・プリンセスメーカーは、イロイロ大変なのである。月曜の朝が一番疲れているというのは、非常に問題である。なので、平日の仕事は手を抜いてたりする(嘘)。でも、昼飯食べた後に時間があると、つい昼寝したくなるのは事実。
夜も早く眠くなったりするが、自分の時間が取れるのはその夜しかないので、眠い目をこすりながら録画したアニメ見たりゲームしたりする。なので寝不足が蓄積し、その状態で週末を迎える(最初に戻る)。


このサイクル、このまま続けると、いずれぶっ倒れるような気もするなぁ。サスガに最近、マジで『温泉行きてー!』と切実に思ったりするし。いや、歳には勝てないやね(中年モード)。



イヤな事は続くもんだねぇ

ほんと、ワタシの棲んでるところは、今日ひさびさに朝から晴天で非常に気持ちの良い天気。なのに世の中ではイヤな事・腹のたつ事が立て続けに起きている。

ブッシュ再選

いや、別に民主党マンセーってわけでもないし、ケリーが好きだったわけでもないんだけど、戦争屋のブッシュよりかはマシかなー、と思っていたので。日本の国益ダケを見た場合、歴史的に見ても民主党より共和党の方が良い場合が多いんだけども。これで、「イラク戦争は支持された、次のターゲットは北朝鮮だ」って事にならないとも限らないわけで。これからの4年間、マジでイロイロやばくなるかもしんない。

新規参入は楽天

プロ野球への新規参入球団、楽天が手を挙げた段階で、ほとんど内定は出てたんだろうけどもねー。コレも、別にライブドアが好きってワケじゃない(むしろ、良いイメージは全然無い)けども、腐りきった野球界に対して、最初に切り込もうとした心意気は評価したいし、ファンの心情も楽天よりはライブドア寄りだったと聞いてるし、筆者もそう思う。楽天は、後出しジャンケンして美味しいトコだけかっさらっていった、というイメージしか無い。まー、ホントに「美味しい」のかどうかは、これからの数年間見ていかないと分からないけども。パリーグの赤字体質が、来季から劇的に変化するわけでもないしね。

オタクを嫌うアニメーター

たまたまウォッチしてるページからのリンク辿って見つけたページ。こちらの「6」から「2」(新しい順に並んでるんで、下から読むと時系列になる)に、現役アニメータ(だと思われる)が、「いかにオタクが社会に迷惑をかけているか」という、独善的で近視眼的、視野狭窄な「うっぷんばらし」な文を掲載している。そんなにオタクが嫌ならば、なんでアニメータなんざやってんでしょうね、この人は。いわゆるオタク向けアニメ(深夜枠に多い)製作に関わってるくせに、その重要な顧客に文句を付ける、言ってみれば自分の料理を食べに来た客に対して「態度が悪い」とか「服装が気に食わない」とかって理由だけで「てめえに食わせる料理はねぇよ」って文句つけてる、偏屈な料理人のようだ。こういうトコロで料理を食べても、けっして楽しい気分にはならない。いくら料理が美味しくても、こんな店は客として願い下げである。
普通、客は概してワガママだ。作り手側の都合なんて、客側が気にしてやる必要なんかない。筆者も客商売してるので、客のワガママぶりに腹を立てて、愚痴のひとつもこぼしたくなる事はある。しかし、それをいつまでも根に持って、グチグチ言う事はしない。一般的なオトナは皆そうだろう。だがこのページの書き手は、個人的な怨恨としか思えないくらいに、ネチネチと客(オタク)の立ち居振る舞いについてケチを付けている。あなたの方が「オトナになりきれていない」事に、早く気づいてください。

文化庁の「言い訳」

音楽CDの還流防止措置期間を4年と決定した事についての、文化庁からの詳細(?)な「言い訳」が公表。いろいろ尤もらしく書かれているが、調査の内容についてはほんの数例を出しただけ(しかも、自分たちの都合のよい例ばかり取り上げている)だし、法文に書かれていない事が遵守されるのを前提として「これこれこうだから大丈夫です」という、審議の過程で行われた問答をそのまま繰り返しているに過ぎない。
ホントにもうこの人たち、逝ってよし!

あー、この晴れた空のように、スッキリしたいよホント。

制作現場の惨状

こちらから辿れる「大丈夫か人材不足の日本のアニメーション」―PART1――PART2―。海外のアニメーションスタジオで仕事をなさっている梶原さんの、現場からの生の声。


現在の、日本のアニメは海外外注に頼って成立してるのは、ちょっとアニメが好きな人ならば、もはや常識として知っている。ただ、この「外注依存」に対する現場からの声ってのは、あまり見た/聞いた事は無かったので、貴重である。「作画」の人材不足は、見てすぐ分かるので素人でも理解できるが、「制作」の人材不足が日本アニメ全体の質の低下に繋がっている、という視点は、たしかに現場からでないとなかなか想像がつかない。


今から20年くらい前、高校の先輩(アニメ系サークルの)Tさんが某アニメ会社(Sの付くトコロ。大手)に就職して最初に配属されたのが、やはり「制作」。しばらくは音沙汰無かったが、2年程してから『制作進行』に名前がテロップされるようになった。で、2年くらいして「設定制作」に。1年後には「演出」、その2年後くらいには「監督」に抜擢。Tさんの場合、本人の能力が高かったのは間違いないが、それにしてもいわゆる「制作」として縁の下の力持ち状態だったのは、ほんの数年のみ。


アニメの花形である「演出」(文芸方面の。作画方面では「原画」であり「作画監督」)がやれる立場になれば、アニメが好きで業界に入ってきた人ならば、誰も好き好んで「制作」に戻る人はいないだろう。「制作」は、他の仕事をやらせてもらえるようになるための通過点として扱われているように思える。


優れた芸能人をかかえる芸能プロダクションには、優秀なマネージャーが欠かせないのと同じように、優れたアニメ作品を作るには、優秀な「制作」が不可欠なのだろう。制作進行がおマヌケで、必要なカットが滞ってしまったら、そのカットにはアナが空く訳だから。芸能プロダクションが芸能マネージャーの育成を行うように、アニメ製作会社も制作の育成を行わないと、たしかに日本アニメの未来は暗いような気はするけど、これってなかなか難しい問題だよなー。ただでさえ労働力不足してるのに、そんな育成に向ける余剰人員持ってるアニメ製作会社なんぞ、おそらく無いんじゃないのかね?

アニメ夜話 (起動戦士ガンダム)

というワケで、ガンダム。早々と登場。もはやコレを知らない日本人はいないんじゃないか、というくらいの作品なので、どういった形でトークするのかが興味あったが…やっぱりこうなったか。どうもこの「アニメ夜話」シリーズ、「まんが夜話」に比べると、マニアック度がやたら薄いよねぇ。ゲストに、単なる作品の一ファンである芸能人呼んじゃう時点で、内容が薄くなるのは目に見えてるんだけど、これって制作側が意図的にやってんのかなぁ? まんがよりもアニメの方が一般向けにしやすいのかもしれないけど、この時間帯にコレ見る人って、あんまり一般人いないと思うんだけど。


作品自体が懐深すぎるんで、一時間程度で語れることなんてたかが知れてるんだけども、それでも今回は薄かった。岡田氏・北久保氏・井上氏・氷川氏にあと唐沢氏加えた面子で、もう一回この作品取り上げてくんないかなー。氷川氏も番組内で言ってたけど、ほんの一瞬のシーンだけを取り上げても、平気で一時間くらい経っちゃうだろうし。一回と言わずに毎シリーズごとに取り上げるとかw


前シリーズの時も、第4回目の放送(カードキャプターさくら)はイマイチおもしろくなかったけど、わざとそういう構成にしてるのかねぇ(んなワケないと思うが)? 一般向けにするんであったら、オタキングの番組でやる必要ないし、そんなのはフジテレビででもやってくれぃw

音楽レコードの還流防止措置期間は4年

だそうで。って、何も変わってないじゃんかよ。国民からの意見募集は、結局のところ文化庁側の「一応意見は募集したヨ」というダケのアリバイ作りに過ぎなかったワケだ。ちなみに、ニュースソースは以下。


で、2つ目のマスコミ向け資料を見てみる。一般からの「意見」で『4年とする根拠は何よ?ちゃんと説明しろやボケ!』てなコメントが多かったらしく、いちおう調査した(らしい)具体例がちょっとだけ掲載されてるけども、たった2例だけ。いかにも恣意的に、その2例を出してるっぽい。その2例にしても、タイトルは明記されてないし、しかも調査した期間が、いつからいつのものなのかが公表されてない。よって、「4年目に×万枚」とか書かれても、さっぱり分からない。こんなの資料的価値なんざ全然無いし、この程度のもので消費者をナットクさせられると思っているのかね、文化庁のお偉方は。


あー、腹が立つ。またこの日に閣議決定ってーのが、「いかにも」だよなー。11/2(火)には、第3回の文化審議会著作権分科会法制問題小委員会が開催される。ここで、今後の著作権法改定に関する権利関係者からの要望について、議題にあがるコトはほぼ確実。還流防止措置については、否定的な意見・要望が目白押しだったので、話し合われる前に決めちゃえ的なのは、もう見え見えだ。そこまでして、音楽ファンから罵声を浴びたいかねぇ、文化庁さんよ?