なぜ合併が凍結できない？

選手会とプロ野球機構との話し合いで、機構側から「合併の延期は無理」との回答があったようだ。合併の当事者、とくにオリックスが延期に反対するのは理解できる。なんせ、戦力の補強が黙っていてもできるワケだし。しかし、オリックス以外が延期に反対する理由が不明。当初、近鉄は合併後の新球団経営に関わるつもりだったようなので、その状態であるならば、反対する理由にはなる。でも、近鉄の株主から訴訟を起こされそうになったので、急遽「営業譲渡」という形になった。「譲渡」ならば、新球団の経営には関われないはずだ（普通ならば）。

他球団にしては、頑なに反対する理由がまるで分からない。合併による余剰選手の引き取りを行わなければならないので、むしろ負担増になるはず。合併球団には、ダブル・フランチャイズなどの優遇措置も与えられる予定だし、他球団にとっては合併は積極的に反対に回るのがあたりまえじゃないのだろうか？

にも関わらず「合併の延期はできない」というのは、これはもう何か裏であったとしか思えないんだけども…。

やっぱりあの人達は、いちど痛い目にあってもらった方がいいよ。ストライキやっちゃってくれ。